「イハウズの中の人。に聞いてみた」 

第1回 倉 太隆さん #2

 イハウズのおうちのこと。
それをつくる人たちのことを「知る」ブログ。

「イハウズの中の人。に聞いてみた」#2は奥様こだわりのランドリールームとキッチンについて。




「洗う、干す、しまう」がかなう、広々ランドリールーム

 
(ライターT/以下 ライター)
ライター
:奥様がこだわられた場所は?
 
 
(設計士 倉太隆さん/以下 倉)
:ランドリールームの使い方のお話はたくさんしましたね。
洗って干したものをここで畳んでアイロンがけし、収納するまでの一連をこの部屋で完結したいというご要望がありました。
室内干しをするにあたり、風通しはもちろん、多少は日当たりも欲しい。
この部屋が面しているのが南側の人通りのある道路なので、光が入るように大きさは確保しつつ、中が見えないような窓ガラスを使用したり、窓の開き方も横滑りに開くものにしたりと配慮しました。
 
それから、泥んこで帰ってきた子供たちがそのまま外から入って来られるように勝手口をつけてほしいというリクエストも。
ランドリールームの勝手口からお風呂へ直接行けるような動線にして、床は汚れてもサッと拭けて、お掃除のしやすい塩化ビニール製のものにしました。








愛着のあるカップボードに合わせてコーディネートしたキッチン

 
ライター:他に時間をかけてお話された場所は?
 
 
:やはり、キッチンですね。
例えば、キッチンの壁側にあるカップボードは、もともとお持ちだったものに高さや材質を合わせて、今回新たに造作しました。
サイズは新居でお使いになる家電に合わせ、配置も電子レンジは目につきにくい高さに置くなど、具体的に細かいところまでお伺いしました。
カップボードだけでは足りない収納は、奥にパントリーを設けて対応し、冷蔵庫も見せたくないというお話だったのでこのスペースにまとめて置くことにしました。
 
 
ライター:こちらのキッチンは全て造作ですか?
 
 
:キッチン本体はシステムキッチンで、それに合わせてキッチンカウンターをお作りしています。
コストを下げるという意味でも、「システムキッチン+造作カウウンターの対面式」にするこの形が理想的で、イハウズのウリのひとつにもなっています。
お客様に後悔がないように、かなえられるところはできる限りかなえながら、コストとのバランスを考えています。
 
 
(次回 倉太隆さん #3へ つづく)
 

今回ご紹介したお家は、 東近江 K様邸 「広々とした暮らし」