第1回 倉太隆さん #3
イハウズのおうちのこと。
それをつくる人たちのことを「知る」ブログ。
「イハウズの中の人。に聞いてみた」#3は設計士倉太隆さんがK様邸を設計するにあたり、
特に工夫した場所などについてお伺いしました。
大事にしているのは「自分が住みたい」という感覚
(ライターT/以下 ライター)
ライター:注文住宅ということで、お客様のご要望を叶えるということがメーンになってくると思いますが、
その中でも倉さんからご提案されることはありますか?
(設計士 倉太隆さん/以下 倉)
倉:普段から「自分だったらこんな家に住みたいな」という感覚を常に持ってプランニングしています。
僕が持っているアイデアのストックと、お客様と話をしていくうちに浮かんでくるアイディアとを掛け合わせて
「こうしたらもっと良くなるな」ということをご提案しています。
迫力あるデザインにこだわった外観
ライター:このお家を設計するにあたり、特に時間をかけて考えたところは?
倉:外観のデザインです。
二階建てよりも大きく見えるような、迫力のあるデザインになるよう考えました。
特に屋根の形はずいぶん悩みました。あと、窓の配置にもこだわりましたね。
それから、建物正面のウッドデッキスペースにかかるパーゴラも手がかかりました。
大工さんや材木屋さんと、台風にも耐えられるしっかりとしたものになるよう相談し、建物とウッドデッキ、そしてパーゴラの見え方のバランスについても様々な意見交換をしてようやく完成しました。
この家の外観、好きなんですよ(笑)
趣味はキャンプと料理
ライター:では最後に、倉さんの「おうち時間」のご予定は?
倉:去年の末くらいから本格的にキャンプを始めたんですけど、コロナの影響で行けなくなって。
その道具を使って自宅の庭でキャンプ料理を作ろうかなと。
あとは、場所にとらわれず仕事ができる人になりたいですね。
まずは、自宅の仕事ができる環境を整えて、仕事の合間に趣味の料理を作って息抜きをしてリフレッシュした状態でデスクに戻れたらいいかなと。
設計の仕事をしていると、詰めて仕事をしている時よりも、息抜きしたり、
移動したりしている時の方がアイデアが出て来やすいんですよ。
ライター:設計のお仕事は書斎で?
倉:書斎はね…… 最初あったんですけど、三人目の子供が生まれてなくなりました(笑)
今回ご紹介したお家は、東近江 K様邸 「広々とした暮らし」
(次回「イハウズの中の人。に聞いてみた」第2回 は 設計士 三上加奈惠さんにお話を伺います)