「イハウズの中の人。に聞いてみた」 

第4回 河原 將人さん #1

 

▲ 河原 將人(かわはら まさと)さん/現場監督


「イハウズの中の人。に聞いてみた」第4回 現場監督 河原將人さん
 
 
 
イハウズファンのみなさま、こんにちは。
 
ライターTです。
 
マスク生活も板についてきた今日この頃ですが、
暑い中、顔面を布で覆うことに対してはまだまだ体が慣れてくれません。
 
気温と湿気と運動不足で、マスクを装着して動くと動悸息切れが…
 
 
これからますます暑くなっていきますので、熱中症にも注意しつつ
皆様ご自愛くださいませ!
 
 
さて、今回は、知ってそうでよく知らない現場監督のお仕事について河原將人さんにお話をお伺いしました。
 






「現場監督」の仕事

 
 
(ライターT/以下 ライター)
ライター
:まず、「現場監督」というのはどんなお仕事なんでしょうか?
 
 
(河原將人さん/以下 河原)
河原:よく聞かれるんですけど、残念ながら「現場監督」という言葉は知られていても、
何をしているのかはまだまだ知られていないんですよね。
 
現場監督というのは、家を建てていく上での「指揮者」みたいなことですかね。
職人さんたちが演奏者で、指揮者である現場監督がそれぞれの楽器を繋いだり合わせたり。
 
いきなり気品あるオーケストラみたいなのに例えてしまいましたけど。笑
 
 
ライター:なるほど。笑
 
 
河原:家の完成までにはたくさんの工程があって、その一つ一つの工程に専門の職人さんがいます。
職人さんの世界は基本的には分業制で、その仕事と仕事のリレーなので、スケジュールを調整したり、
設計士さんが書いた図面通りにできているか、きちんとキレイに仕上がっているかなどをチェックして、100%のバトンの受け渡しをするのが現場監督の役割です。
 
あと、現場の環境整備をするというのも大事な仕事ですね。
 


 
 

しんどさを忘れて、笑える話になっちゃいます

 
 
ライター
:現場監督のやりがいというのは?
 
 
 河原:工事中しんどいことはたくさんありますけど、やっぱりお客さんに喜んでもらえた時っていうのは何ものにも代えがたいですね。単純ですけど。
喜んでもらえた瞬間にしんどかったことが消えてしまうんですよ。
 
でも、大変な思いをしてなんとか完成して、お客さんの喜ぶ顔を見たらしんどさを忘れて、笑える話になっちゃいます。
あの時エグかったなぁとかね。笑
 
 
 
 
 
(次回 現場監督 河原將人さん #11 へ つづく)