「イハウズの中の人。に聞いてみた」 

第3回 細野 鉄二さん #2

 

イハウズのおうちのこと
それをつくる人達のことを「知る」ブログ。
 
「イハウズの中の人。に聞いてみた」⑧は建築士細野鉄二さん。
 
 
リノベーションを担当する一方で、
工務店であるイハウズが運営するライフスタイルファクトリーである
CAMP lifestyle FACTORYのディレクターでもある細野さんに、
CAMP lifestyle FACTORY(以下CAMP)というお店についてお話ししていただきました。
 






はじまりは工務店イハウズのショールームとして

 
 
(ライターT/以下 ライター)
ライター
:まず、CAMPというお店がスタートした経緯について教えてください!
 
 
(細野鉄二さん/以下 細野) 
細野
:工務店であるイハウズが、自分たちのつくる家づくりにおいてやりたいコトを具現化した場所(コンセプトショップ)としてスタートしました。
 
 
ライター:ショールーム的な?
 
 
細野:そうですね。
イハウズのコンセプトに「環境と心地よいセンスのある暮らしを提案」というのがあるんですけど、
その提案をする上で、お客様にCAMPでいろんなモノ、コトに触れていただき自分なりの新しいスタンダードを発見してもらい
改めてどんな暮らし方をしたいか、家づくりをしたいかを考えていただく空間としてCAMPは生まれたんですよ。
 
 
ライター:今の場所に移転する前のCAMPは一階のちょっと奥まってて入るのに勇気いる感じでしたよね?
 
 
細野:ですね。(笑) 
それでもだんだんと、「ここって何屋さんですか?」って入ってきてくださる方が増えてきて
「実はものを売っているんではなくて、工務店のショールームなんですよ…」というようなことが度々あって。
 
でもそうやって来てくださるのだったら、やっぱりモノって売っていいよな!?みたいな感じになって。
 
 
ライター:じゃあ小売はしてなかったってことですか?
 
 
細野:最初は売るための準備をしてなかったんです。
値段はつけたりしていたんですけど別にレジがあるわけでもないし、
「これ欲しいな」という声があった時にだけ販売するような形でした。
 
今の場所に移ってきてから本格的にショップとして展開していこうということになって、
それだったら、もっと自分たちが好きなものをセレクトして仕入れて…と徐々にお店っぽくしていったという感じです。
 






ワークスペースはCAMPの小屋空間

 
 
ライター
:普段、細野さんはCAMPにいらっしゃるんですか?
 
 
細野
:お店の奥のところに。
 
 
ライター:隠れ家? 秘密基地? みたいなところですよね?
 
 
細野:はい。もともとあんな感じの屋根裏っぽいところに籠る雰囲気が好きで。
あれだけ天井が低い空間がどんな感じになるのかも試してみたかったっていうのもあって。
以前のCAMPを作るときに一度作ってみようと思って、やってみたらすごい居心地が良くて。
 
それで、こっちに移ってからも同じ様な空間を作ったんです。
 
 
ライター:お客様にも反響がありましたか?
 
 
細野ここがきっかけで何件かのお客さんの家にもこのスタイルを採用してもらえました。
CAMPには僕がもともといいなと思うものの要素を入れていて、家づくりにも結びつけたいなという思いがあったんです。
 
CAMPを訪れたお客さんが「こういうの(モノ)いいね、空間としてもこういうのがいいね」という感じで
家づくりに落とし込んでもらえたらいいなと思います。
 
 
 
(次回 担当者 細野鉄二さん ⑨ へ つづく)